活動報告
水の配布ボランティア活動報告(FUKUSHIMAいのちの水)
2019年3月9日(土) 福島県郡山市にあるNPO法人「FUKUSHIMAいのちの水」でのボランティア活動を実施しました。
■活動日:3月9日(土)
■活動場所:福島県郡山市
■参加人数:4名(男性1名、女性3名)
■活動内容:福島県在住の乳幼児・妊婦さんへ飲料水と食品の配布補助
東日本大震災からまもなく8年を迎えようという3月9日、福島県郡山市にあるNPO法人「FUKUSHIMAいのちの水」を訪れ、ボランティア活動を実施しました。端数倶楽部の参加は今回で3度目になります。
午前11時に郡山駅集合、路線バスで現地入り、活動の前に福島の現状を団体代表から伺いました。復興というスタートラインにさえ立っていない福島の現実。そのような環境で子育てに励むお母さんたちを支え、子供たちの未来に希望をと、団体の坪井代表(サンタさん)は放射能汚染に怯えることなく、安心して飲める水を配り続けています。
午後2時半に配布開始。配布対象は事前に申し込みのあった乳幼児・妊婦さんのいるご家庭。この日の配布物は子供さん一人につき、水4ケース(12L/箱)と冷凍食品など。ボランティアが配布物を台車に積み込み、受け取りに来られた親御さんたちに手渡します。3/9の配布数は子供400人、約100世帯。
*配布している水は企業の備蓄品で賞味期限の迫ったものが主ですが(2016年、2017年にはFXの備蓄品も提供されました)、年間を通してこの時期は寄贈される水が少なく、多いときはこの2、3倍の配布数になるそうです。
■参加ボランティア:
端数倶楽部4名の他、遠くは神戸から、また神奈川、東京、福島県内からのボランティアさんたちが参加されていました。
<参加者の声>
- 福島は原発の放射能問題が残存しており、通常目にしたり耳にしたりしたこと以上に長引いている印象。NPO理事から生生しい話を伺うにつけ、現地に来て当事者の方々から直接話を聞かないとわからないことが多いこと思い知らされました。
- 報道されていない現実の一端を垣間見たような気がします。
- 実際に代表の方から放射線の状況、地道に続けてこられた背景を伺い、ご家族やお子さんたちの姿と接することで、参加しなければ知りえないことを知りました。
- 復興はまだ始まっていないというNPO代表の言葉が胸に刺さりました。
今後も継続的に支援活動を企画、実施の予定です。皆様のご参加をお待ちしています。