端数倶楽部ができるまで
端数倶楽部のベースとなったのは、「募金のための箱を各職場に置き、小銭を集め、それを寄付しよう」という、「社会貢献に関する検討委員会」における社員からの提案です。
この委員会において議論の中心になったのは、社会貢献においても「富士ゼロックスらしさ」を大切にし、かつ社員一人一人の願望や自発的な取り組みを促せるような、そんな活動にしていこうではないか、ということでした。
そこで、「募金箱」の提案を踏まえて、単に小銭を出し合うだけではなく、継続的に行うことができるような仕組み(会員制)にできないか、会員の志をより良く反映できるような組織と自主的な運営や、他社ではやっていないマッチングギフトを導入できないか、さらに社員が日頃関心を持っている分野についての情報の共有や、家族ぐるみで参加できるボランティア活動の企画につなげていけないか、
・・・などなど。
そんな熱い議論を経て、富士ゼロックスらしい、ユニークな社会貢献の形、「端数倶楽部」が生まれたのです。
この記事はアーカイブです。
富士ゼロックスは、1991年12月当時に端数倶楽部が産声を上げた場所です。