東京レインボープライドで多様性(ダイバーシティ)を感じてきました
■開催日: 2019年4月28日(日) 13:00イベント開始
■天候: 快晴
■主催: 特定非営利活動法人東京レインボープライド
■場所: 代々木公園
■参加人数:5人(FXグループからの参加人数)
■概要
東京レインボープライドは性的指向および性的自認にかかわらず、すべての人が自分らしく誇りを持って生きることのできる社会の実現を目指し1994 年から実施されているフェスティバルです。
東京レインボープライドは当事者だけのクローズドな催しではありません。
これからの時代を生きる自分の子供に広い視野を持ってもらいたいとのことで子供連れでいらっしゃるファミリーの方もたくさんいらっしゃいます。
最近よく聞く「多様性」「ダイバーシティ」。
頭ではわかっていても、実感する機会はあまり無いのではないでしょうか。
東京レインボープライドを楽しんでいただくことで、一つのヒントになれば幸いです。
(左)社内告知チラシ (中)たくさんの人が集まる会場ゲート前 (右)渋谷の街もレインボー
こんな人に参加いただけることを期待しました。
・東京レインボープライドに行った事がない人
・多様性について学びたいと興味を持っている人
・LGBTに会ったことがないと感じている人
・子供の教育に興味がある人
・他企業の働き方や動向について興味がある人
■当日の様子、感想
当日も例年通り快晴の中、令和元年直前に開催されました。
今年は総動員数約20万人もの人が来場し、多数のアーティストや企業ブース等が出展し、会場の賑いはかなりのものでした。
また、開催地域である渋谷の街もレインボーに彩られ、地域一帯ごと盛り上がっている様子が感じられました。
イベント初日となる28日はパレードも行われる日。
パレードまで時間もあるので出展ブースを色々とまわりました。
企業ブースでは記念写真をとるという趣旨のものが多かったのですが、自社製品の体験や配布等、プロモーションやブランディングの一環として利用している企業も多いように感じました。また今年は自治体や大学、海外などの団体も多く、それだけありとあらゆるところにいる人々が少しずつ声を上げ始めているのだと実感しました。
今回、東京レインボープライド自体に初めて参加する方も多く、会場をまわって雰囲気を感じていただいた後、パレード帰りの人をハイタッチで出迎えました。
その後、YMM近隣のNISSANグループとも合流し、出展ブースで写真を撮ったり、ダイバーシティへの取り組みを聞いたりして交流を楽しみました。
一日中歩き通しで少し体力の必要とされるイベントでしたが、社内外の交流につながり、有意義な取り組みとなりました。
「多様性」といってもさまざまな「多様性」があります。
端数倶楽部としてはこのイベントを企画することで人生の見方が少し変わったり、より楽しめるようになったりするようになる人がいるとしたらうれしいことだと思いました。
LGBTに限らず、世の中にはわかりやすく困っている人ばかりではなく、一見普通の人だったり、何の問題がなさそうな人でも実は悩んでいたりします。
それぞれその人なりの違った考え方や感じ方が無数に存在しているかと思います。
それを実感することが、「多様性」への第一歩、そしてこのイベントの参加意義になればよいと思いました。
他の参加者の感想として、
「初めて行ったが、想像していた以上に大きなイベントだった」
「企業ブースのプロモーションイベントとしての印象が強く、もっとLGBTとどう結びついているのか知りたかった」
などの声をいただきました。
募集期間も短く、急な開催となってしまいましたが、全く違う部署の人同士の人脈につながったことも大きな収穫となりました。来年はもっと広範囲の人に情報を届け、多様性を感じることの出来るチャンスをより多く届けられたらと思います。