【報告】『FUKUSHIMAいのちの水』で、4年ぶりのボランティア活動を実施
東日本大震災の発生から12年となった3月11日、福島県郡山市のNPO団体「FUKUSHIMAいのちの水」を訪問し、ボランティア活動に参加しました。
■活動日: 2023年3月11日(土)
■活動時間: 11時~17時
■参加人数: 5名
■活動内容: 飲料水(水、緑茶、紅茶など)や食品などの仕分け・配布補助
端数倶楽部では、東北支援の一環として、2016年から「FUKUSHIMAいのちの水」のボランティア活動に参加しています。
「FUKUSHIMいのちの水」は東日本大震災発生直後、アメリカの寄付団体から大量の支援物資が日本に送られたことをきっかけに、飲料水の無償提供を開始しました。
周辺地域に住む妊婦さんや子どもさんたち、援助が必要な方たちへの支援は震災から12年が経過する今も継続しています。
またフードロスへの関心の高まりもあり、全国各地の企業などから期限が迫った飲料水や食料品を引き取り、フードバンクとしての機能も果たしています。
*富士フイルムビジネスイノベーションからも、2016年より継続して期限が迫った備蓄品を提供しています。
具体的な活動は飲料水の配布ですが、マラソン大会などの給水とは規模が違い、一人当たり数箱単位で提供されます。
今回の活動では、下記の組み合わせを1セットとして飲料を配布しました。
・ミネラルウィーター(2L 6本)x5ケース、紅茶(500mL24本)x1ケース
・紅茶(500mL 24本)x5ケース、炭酸水(500mL 24本)x1ケースボランテイアは台車への供給品の準備、台車の運搬、台車の回収など手分けして実施しました。
活動日の1日で200世帯(車200台)へ配布を行い、51tを提供し、同量のフードロスにも貢献した形になります。
子どもの人数によっては、数セットで持ち帰る家族もあり、「タイヤが潰れちゃう!」「全部積めるの?」と皆でワイワイ・ガヤガヤ。忙しくも笑顔もあり、あっという間に1日が終わりした。"子どもたちを守る、成長を見届ける"サンタさんこと団体代表の坪井氏は、温かい目で子どもたちを見守っています。
「ここのお水を頂いて大きくなった子供が成人式を迎えました、と報告に来てくれた時は、涙が出てしまった」というサンタさんは、子どもたちの明日を思い、今日もフォークリフトを運転して大量の物資を倉庫に運びいれています。
また、今後も懸念される大規模災害に備え、行政と連携した大規模なローリングストックを可能にする長期防災備蓄基地プロジェクトも策定中とのことです。端数倶楽部はこのようなボランティア活動を通して、今後も東北支援を継続していきます。
皆さま、ぜひご参加ください。