一部の情報は、2021年3月までの旧社名を含めて当時のまま掲載しています。
 
活動報告

【報告】6/3(土)・4(日) 瀬戸内海の男木島におけるビーチクリーン活動と海洋ゴミ調査の実施


端数倶楽部の寄付先である「庵治なビーチクリーン」と共同イベントを開催しました。1日目は瀬戸内海の海洋ゴミ問題に関する講演をお聞きした後に参加者同士で意見交換しました。2日目は男木島でビーチクリーン活動を行いごみの調査を実施、島特有の環境問題と地域課題について意見交換しました。

開催日・時間

  • 202363日(土)

14:4016:40 講演会「世界とつながる瀬戸内海の海ごみ」
講師:NPO法人アーキペラゴ副理事長 森田桂治さん
参加者:現地参加24名、オンライン参加3

  • 202364日(日)

09:0012:10 ビーチクリーンと海洋ごみ調査、島のごみ問題について座談会
講師:男木地区コミュニティ協議会 会長 福井大和さん
参加者:25

■活動内容

1日目、講演会の様子。香川県海岸漂着物対策活動推進員の 森田桂治さんに瀬戸内海の現状と課題についてお聞きしたあと、私たちに何ができるか参加者同士で意見交換をしました。参加したのは端数倶楽部会員(富士フイルムビジネスイノベーションの社員・OB・その家族)と庵治なビーチクリーンが募集してご参加頂いた方々です。大人だけでなく小学生や高校生も参加頂き、質問もたくさん出て活発な講座になりました。企業と一般市民が混ざった場というのもいいですね。
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2日目は男木島で海洋ゴミの調査をかねた清掃活動を行いました。
一番多かったのはペットボトルで129個、次は破片化した発泡スチロールで126個、硬質プラ破片も70個とプラスチックの破片化が進んでいることが分かります。瀬戸内海特有の海洋ゴミである牡蠣養殖マメ管も42個ありました。現地で現物を見ると、座学で聞いたことがしっくりきます。
ICC調査(International Coastal Cleanup)についてはこちら

海の掃除のあとは島のごみ問題について福井大和さんにお話をお聞きしました。
島民150人ほどの島にゴミ処理施設はないので船で高松市に運ぶしかない訳ですが、ゴミの日は月1回しかなく運べる量も決まってるので、住民同士で調整しながらなんとかやっていらっしゃいます。漂着ゴミはもちろんのこと、観光客が島で捨てていくゴミも問題です。観光客にどう働きかけたらよいか参加者同士で意見交換しました。

■参加者の感想

  • 講座からのビーチクリーン、貴重な体験ができた。今回のような活動をもっとアピールすべき。社員はあまりわかっていない。
  • 色々と学ぶことができ良い刺激になった。普段接点のない社外の方々と交流できたことが良い経験になった。
  • 次世代を担う子どもを含め、身近なごみ拾いからSDGsに関わることができた。地元の良き文化や生活を体感することができた。引き続き積極的に参加したい。
  • 色々な人の話が聞けて良かった。事前の講義でごみを拾う意義を教えてもらっていたことが良かった。
  • 思ったより活動時間が短かった。小さい子どもやファミリーで参加できるのが良い。全国、漂流ごみで問題になっているところが多いと思う。色々な場所に行けたらいいな!
以上

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