【報告】香川県海岸寺ビーチクリーン
- 開催日時:2026年3月14日(土) 9:00~12:00
- 参加人数:端数倶楽部 5名
一般市民 21名
ビーチクリーン団体からの支援 2名
■活動概要
地域のイベントの中で端数倶楽部5名がビーチクリーンを運営をしました。
- 屋内で海ごみ講座
- チームに分かれて海に移動
- 海ごみビンゴをしながら海岸清掃
- 振り返り
■端数倶楽部スタッフの感想
・海ゴミビンゴをしながら楽しくゴミ拾いをするのはおもしろいと思いました。
大人から子供まで楽しみながら清掃活動ができる工夫だと感じました。
・珍しいゴミを見つける宝探し感覚で皆さんと一緒に楽しめました。
・瀬戸内気候で温暖な瀬戸内海は好きな場所であり、単身で転勤希望を出すほどの場所でもあります。そんな瀬戸内海を奇麗にしようというビーチクリーンは自分にとっては参加に値する活動でとても楽しみにしていました。実際のビーチは思いの他きれいで、最初は企画倒れかと心配しました。ところが事前講習会でも共有いただいたゴミは非常に細かいものだと知り、目を凝らすと意外と多くてびっくりしました。
会場では一般市民の中でもお子様連れの多いグループを担当し、「怪我無く楽しく」をテーマとした活動を通じコミュニケーションを図りながら、企画のビンゴでは絶対に1位を狙おうと私自身も童心に帰る事ができ非常に楽しかったです。
運営の面では少数精鋭の中でしたし、事前準備のお陰で大きな問題もなく良かったと思いますが、事前に打ち合わせを行った方がより良かったかなと感じました。
次回もこのような機会がありましたら、積極的に参加をしていきたいと思います。
・綺麗に見えてもマイクロゴミが至る所にあり、海や動物を汚している事が海ゴミ講座で分かり、実際にゴミ拾いをしてその通りだと実感しました。
まぁいっかという一人×人口分を少しでも減らせるように、まずは自分がゴミを出さない・捨てないを強く感じた1日でした。
次の世代により良い環境を残せるように・・・皆さん協力して下さい!
■参考)瀬戸内海の海ごみ
私たちの暮らしは、プラスチックによって大きく便利になりました。軽くて丈夫で、水にも強く、腐らず、どんな形にも加工できる。しかも安く大量に作れるため、生活のあらゆる場面で使われています。しかし、その便利さの裏側で、プラスチックが「ごみ」になった瞬間から、まったく別の顔を見せ始めます。水に流されてどこまでも移動し、自然界ではほとんど分解されず、長い時間残り続けてしまうのです。
世界全体で見ると、1950年以降に生産されたプラスチックはすでに83億トンを超え、そのうち63億トンが廃棄されました。行き場を失ったプラスチックの一部は海へと流れ込み、現在では1億5,000万トンが海洋に存在すると推計されています。
海に流れ込んだプラスチックは、生き物たちに深刻な影響を与えています。漁具やロープが体に絡まり命を落とす生き物もいれば、餌と間違えて飲み込み、消化できずに衰弱してしまう生き物もいます。
こうした海ごみ問題は、瀬戸内海でも例外ではありません。瀬戸内海は「閉鎖性海域」であるため、海ごみの流入と流出のバランスが海の状態を大きく左右します。年間で瀬戸内海に流れ込む海ごみは約4,500トン。そのうち66%は陸から、27%は海域で発生し、外海から入ってくるのはわずか7%にすぎません。つまり、瀬戸内海の海ごみのほとんどは、瀬戸内沿岸に暮らす私たちの生活から生まれているのです。
一方で、回収されるごみは年間1,400トンほど。残りは外海へ流れ出たり、海底に沈んだり、海岸に漂着したりしています。特に外海へ流出したごみは太平洋へと広がり、世界の海の仲間たちに影響を与え続けます。瀬戸内海で生まれたごみが、地球規模の問題へとつながっているのです。
さらに、プラスチックは海に漂ううちに太陽光や紫外線で劣化し、やがて細かく砕けていきます。5ミリ以下になったものは「マイクロプラスチック」と呼ばれます。小さくなっても自然に戻ることはなく、水にも溶けず、プラスチックの破片として存在し続けます。マイクロプラスチックそのものは毒ではありませんが、添加剤や環境中の化学物質を吸着しやすく、生態系への影響が懸念されています。
こうした現状を踏まえると、海のごみの多くが私たちの生活用品、特にプラスチックであることは明らかです。そして瀬戸内海の場合、外海からの流入はわずか7%。つまり、瀬戸内沿岸の暮らしが変われば、瀬戸内海は本来の美しい姿を取り戻すことができます。さらに、その取り組みは閉鎖性海域を抱える世界の地域にとっても、海ごみ問題を解決するヒントとなる可能性があります。
瀬戸内海から始まる小さな変化が、やがて世界の海を守る大きな一歩につながるかもしれません。




