【報告】 5/24 六甲山自然案内人と歩く自然観察ウオーキング
今年も六甲山自然案内人の会様のご支援を頂き、六甲山系の植生豊かな新緑の裏道を歩きました。天候にも恵まれ六甲山の素晴らしさを感じることができました。
■日程/参加人数
- 開催日時:2026年5月24日(日) 9:30~14:30
- 参加人数:12名
■活動概要
アスレチックパークグリーニア~心経岩~森の音ミュージアム~記念碑台~ 六甲ケーブル山上駅 解散
■参加者アンケート
- 参加者に判りやすく覚え易い逸話を交えた説明に自然への親しみが醸成された。また、新緑のハイキングコースに心身共にリフレッシュできた。
- 日頃交流のない他支社のメンバーさんやOB、ガイドさんと交流し、自然観察しながらゆっくり新緑の山を歩くことができた。トレランで山を走ることもあるが、また違った山の楽しみ方を教えてもらったように思います。
- 初めての参加でしたが、皆さんと気さくに話すことができ、嬉しかったです。
- 20代若手へ端数クラブの認知活動強化を。若手の方が環境問題等に課題意識が強く、賛同してくれる方多いと思います。
■ご協力



六甲山は、植物の多様性・独特の地質・人の歴史が重なり合って形づくられた、まさに"自然と文化のモザイク"といえる山域です。
古くは修験道の修行の場として人々が山に入り、心経岩や六甲比女神社の磐座、法道仙人ゆかりの雲ケ岩など、信仰と祈りの痕跡が今も山中に息づいています。
明治以降は外国人居留地の避暑地として開かれ、登山文化が根づき、ゴルフ場やスケートリンクといった新しい文化も六甲山にもたらされました。こうした歴史の積み重ねが、六甲山の景観に独特の深みを与えています。
六甲山の自然を支える基盤には、風化しやすい花崗岩という地質があります。この地質は水はけがよく、乾燥した尾根にはアカマツ林が広がり、湿り気のある谷筋には常緑広葉樹が生い茂るなど、地形の違いがそのまま植生の多様性として表れています。六甲山地では約1,700種もの植物が確認されており、標高1,000メートル未満の山としては極めて多様です。植物相は歴史的・地理的背景から6系統に分類され、東西南北から生物が集まる"交差点"としての特徴も備えています。
四季の移ろいも六甲山の魅力を際立たせます。一週間変わると咲く花も変わってくるそうです。固有種や希少植物も多く、自然観察や学習の場として価値が高い地域となっています。
地質・歴史・植生が織りなす六甲山は、単なる自然の美しさを超え、文化と自然が共に育んだ貴重な山域として、今も多くの人を惹きつけ続けています。
六甲山の自然を楽しみつつ、いつまでも残していきたいですね。



