「森は海の恋人」植樹祭を開催しました
■開催日: 2016年6月5日(日)
■天候: 晴れ
■参加人数:35名(端数倶楽部とその仲間 15名、富士ゼロックス岩手から20名)
■開始場所:岩手県一ノ関市矢越山ひこばえの森
■概要:全国から約1200人が参加した畠山重篤氏が代表を務める「牡蠣の森を慕う会」の植樹祭に端数倶楽部からも参加しました。山の斜面の約50アールにミズナラやトチなど約1500本の苗木を植えて、1989年に開始してからこれまでの28回で約4万本の広葉樹を植えてきました。
■参加者の感想
★成長し間伐時期を迎えた針葉樹を伐採し、新たな「広葉樹の森づくり」を目指して端数倶楽部、塚原雑木林を守る会贈呈大漁旗が舞う中の植樹になりました。頂上付近の木々は順調に育ち大木が涼しげな影をつくってくれた。私の参加は16回目ですが、改めてこれからも継続参加し豊かな海を楽しみたいと思いました。
★大漁旗が風になびき、たくさんの人と一緒の植樹祭風景は胸が躍ります。特に子供たちの植樹風景は希望の象徴に見えます。
★今回、初めて「森は海の恋人植樹祭」に参加しました。植樹祭に大漁旗?、と不思議ではありましたが、参加してその意味がわかりました。快晴の中、子供も含め全国から集まった1500人を越える人々で行った植樹祭。私は5本植えました。
★森里海の連関を考えて植樹をする団体が今はめずらしくなくなりましたけれど「森は海」という美しい、詩的なネーミングで植樹を始めた草分け的な存在。30年前って、どのような時代だったでしょう。考えると実に先進的な考えを畠山さんは持っていたということですね。
★山に降った雨や雪が田畑を潤し川になって海に流れ込むのは自然なことなのに、日常の生活ではいかにそのことを忘れているのかという事を思い知らされました。森と海だけではなく、空山里川海と壮大な自然のサイクルが出来上がっており、そこに人間含め様々な生物がぶら下がっているんですよね。主催者の皆さんがどなたもとても穏やかな顔をしているのが印象的でした。