一部の情報は、2021年3月までの旧社名を含めて当時のまま掲載しています。
 
活動報告

10月7日 FUKUSHIMAいのちの水ボランティア活動報告


10月7日(土)端数倶楽部の寄付先団体「FUKUSHIMAいのちの水」を訪問、参加者15名でボランティア活動を実施しました。
この団体は震災直後から現在に至るまで、福島県内の子供さんや妊婦さんたちに安心して飲める水を無料で提供しています。
これまでに配布された水の累計は推定5000トン、500mlボトルに換算して1000万本。
こうした水のほとんどが企業の備蓄品からの提供で、富士ゼロックスからも昨年と今年の二回に分けて災害用備蓄飲品から飲料水が提供されました。

活動開始前に団体の坪井代表から震災後から現在に至るまでの福島の状況をご説明頂きました。
データに基づいた原発被害の話など、現地ならではの話に耳を傾け、実際に線量計を使って除染後の状況を見せて頂くことで、改めて福島の様子を知り、感じ取る貴重な時間となりました。

FUKUSHIMAいのちの水はこのほかに、「母親サロン」や「おばあちゃんと子ども食堂」など子供からお年寄りまで、更にシリア難民の支援と活動の幅を広げてきました。
今回は水の配布量が普段より少なかったため、シリア支援物資の仕分け作業も手伝いました。

<参加者の声>
Hさん: 今回、初めて参加しましたが富士ゼロックスグループの仲間たちとの活動なので、気楽に活動することができました。
Sさん: いのちの水の理事長からいただいた「今回のメンバーは自ら行動を起こし、今まで来ていただいたボランテアのなかで最高でした。」は、このプログラムに携わった先人の賜物と感じました。
Fさん: 遠くで情報を得られたとしても、現地で直接見たり聞いたりするのとでは重みが違い現地に訪れる大切さを改めて感じた。
Aさん: 今回のボランティアを終えて、「何か福島にお手伝いしなければ」と単純に思っておりましたが、「置かれ続けている環境」のことが岩手や、宮城との更なる違いとして、体感的に重く記憶に留まっています。 
Kさん: 団体スタッフの方々の活動を見て、あのようにもっとひとに厚く、温かく、謙虚にありたいと考えました。参加者の皆さんがとても気持ちよく、作業もみなで協力、工夫して進められたのが楽しかった。
<団体スタッフの声>
Hさん: 水を渡す人の気持ちが受け取る方たちに伝わります。端数倶楽部は皆さん優しく温かい方ばかりで、安心してお願いできます。大変感謝しています。
Tさん: 今までお願いしてきた中で一番作業がはかどりました。
Cさん: 端数倶楽部のメンバーはすごい!

初参加、初顔合わせも多い中、素晴らしいチームワークで最後まで楽しく作業を進めることができました。
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。今後の復興支援活動に皆様のご参加をお待ちしております。

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