一部の情報は、2021年3月までの旧社名を含めて当時のまま掲載しています。
 
活動報告

「森は海の恋人 30周年植樹祭」活動報告


「森は海の恋人 30周年植樹祭」に参加しました

■開催日: 2018年6月3日(日)
■天候:  晴れ
■主催NPO法人 森は海の恋人
■開始場所:岩手県一ノ関市矢越山ひこばえの森
■参加人数: 28名(端数倶楽部会員18名とその仲間 10名、植樹祭全体では約1600人)

■概要
1989年に始まり今年で30回目となる「森は海の恋人」植樹祭は、全国から約1600人が参加して開催されました。
端数倶楽部からの参加者もミズナラ、コナラ、カツラなどの広葉樹を植えてきました。畠山重篤代表は、"植樹は山に木を植えるだけでなく30年の間に人の心にも木を植えてきた。
子供のときに参加した人が親になり、この活動の意義を理解し、親子で参加してくれるようになった"と話されました。

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■参加者の感想

・「端数倶楽部」のビブスに「それ、どのような意味なの?」と見ず知らずのひとから声をかけられました。
端数倶楽部の企画でなくても植樹祭には参加できます。
でも、この植樹祭に継続して参加することの意義は森は海の恋人・畠山重篤さんの「心に木を植える」を端数倶楽部にひろげること、植樹祭に参加することによって、会員があらためて端数倶楽部の基本理念に立ち返る機会になること、にあると思います。
畠山さんの心は端数倶楽部の理念にも通ずるからです。ぜひ、永く継続して参加したい植樹祭です。
・伝説(?)の畠山さんに会えて感激しました。
・30回を機に植樹祭は終了を予定していたが、山の民からの要望もあり継続することが決まった。
室根村は、Uターンで若手が戻り人口減少にも歯止めができたと聞き、森里海が各地で連関していけば、自然復活、人口減少にもつながると感じました。
継続に期待。
・翌日の岩手日報に掲載されてよい想い出になりました。
畠山さんの気さくな人柄に家族も驚いていました。
・毎年、この植樹祭を楽しみにしています。
「心に樹を植える」という植樹祭の目的を、代表の畠山重篤さんが本になさいました。
何年かはただ植樹に行き、イベントを楽しんでいましたが、最近ははっきりとした目的が見えてきて、植樹が楽しくなりました。
・端数倶楽部としてFXのブランドをアピールするべく、登山時など元気のいい挨拶や閉会後のゴミ拾いなど存在感をアピールするべきかと考えます。
・植えた木は1本でしたが、汗をかいて山道を歩いたあとに植えた1本なので大変充実感を感じました。
・この植樹祭、最初は60人から始まったとのことですが、30年も続いて、今回1200人(?)の規模とのこと、活動の趣旨もあるのですが、主唱されている畠山さんの人望に依るところもかなり大きいのではないかと、お会いしてみて思いました。
・「森は海の恋人」、その意義に賛同して参加した多くの人たちの中の一人として、(聞いた植える木の名前は忘れてしまったけれど)植えた木がしっかり根付いて、大きくなり、めぐる四季の中、たくさんの養分を蓄え、その一部を海の生物に分け与えてくれますように! 
そして、この壮大なプロジェクトが長く続きますように!いのりたいと思います。
・昨年に比べ植樹する山の斜面が険しく、今後40年50年と続けて植樹する土地があるのだろうか、と思った。
植樹自体が目的化すると本末転倒だと思うが、今回は、「人の心に木を植える」という活動の精神が前面に出てきており、30年という息の長い活動を基に、森と海の繋がりに目を向ける活動から、さらに人の生活も含めたより包括的な活動に向かうと思われる方向性が明らかになってきたように思った。

「森は海の恋人」植樹祭とは

この団体の代表者である畠山重篤さんが昭和40年頃に海の異変に気がつき、興した活動です。
当時、海苔が減り、牡蠣や帆立にも被害がでるようになりました。
山に雨が降ると、農薬や家庭用水が湾に流れ込んでいる。
調査をすると、気仙沼湾に注ぐ大川の上流で雑木林だった山が杉林に変わっていたこと、ダム建設の計画があることもわかりました。
このままでは海が汚れる、大変なことになる。
海を救うためには周辺の川や森に目を向けなければならなない。
森は海を海は森を恋いながら悠久よりの愛紡ぐ(熊谷龍子)と「森は海の恋人」をスローガンに掲げ、1989年に大川上流の室根山から植林活動がスタートしました。

NPO法人 「森は海の恋人」のWebサイトURL http://www.mori-umi.org/

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