活動報告
丹沢ブナ自然観察会活動報告
■開催日：5月19（日曜日）
■天候：早朝雨、出発後は曇りのち晴れ
■参加人数：17名（端数倶楽部7名＋丹沢ブナ党10名）
■コース：駿河小山駅→平野登山口→切通峠→鉄砲の木の頭(明神山)→三国峠→三国山→明神峠→明神峠バス停→駿河小山駅
■概要：
平野の登山道入口から切通峠まではなだらかな沢登りでしたが、切通峠からは尾根道に変わり徐々に勾配がきつくなりやがて鉄砲の頭(明神山)に着きました。
例年なら正面に富士山と眼下に山中湖が広がり素晴らしいとのことですが、残念富士山は拝めませんでした。
小休止のあと三国峠まで一旦下り三国山まで登りました。三国山頂で昼食タイム、女性陣が漬物やら水分補給のレタスとか色々配ってくれます。
明神峠へ下る途中でいよいよブナの大木群です。300年超えの精気を身体全体でいただきます。
途中で遠くに箱根大涌谷の噴煙も見えました。
■参加者の感想
- 生憎の天気で眺望は期待はずれでしたが、ブナの新緑や可憐な花(山芍薬)を目にすることが出来、感激しました。
また鹿の食害により植生が貧しいことも知り、勉強になりました。 - 私は7年連続で参加していますが、今回は初めて天気の良くない日となりました。
今年は昨年見れなかったヤマシャクヤクが見れたり、登山道の途中で足を止め、花や木に詳しい方の説明があり、大変楽しい時間を過ごせました。
毎回確認する三国山のブナの大木は、今年も立派に多くの葉っぱを付け樹齢300年以上なのに元気な姿を見ると、こちらも元気をもらえました。 - いつきても5月のブナは美しい。このブナ林がいつまでも続くようにしたい
- 今年も三国山は霧が立ち込め、ブナ林の神がかった雰囲気を味わうことができました。 お目当てのエンレイソウがなくちょっと残念でしたが、参加して良かった ! 。
5月の美しいブナ林はきっと紅葉のときも美しいと思いますが、私はやっぱり新緑のブナ林が好きです。台風や鹿害にも負けないで ! と願っています。 - 車窓から富士山の姿が少し見える。
素晴らしい景観を期待しつつも、平野に近ずくと霧が発生しする。少し残念な気持ちだが、ブナの森を歩きだすと新緑のまぶしい。
オオルリ、コルリなど鳥の鳴き声も聞こえてくる。しかし、ブナの森の下草は、トリカブトとバイケイソウばかり。期待のヤマトシャクヤクの花に救われる。
丹沢のシカ被害の問題がここでも発生している。早期な対応が必要と思われる。
