「アフリカ南部エスワティニ文具寄贈&オンライン交流会」活動報告
アフリカ南部にあるエスワティニの学校とオンライン交流会を開催しました。
元端数倶楽部運営委員が青年海外協力隊としてエスワティニの学校教育支援に携わっており、この機会を利用しアフリカの教育事情について共有し、国際交流をしようと企画したイベントです。活動の一環として、日本に興味を持ってもらうために遊休文具を寄贈する活動も実施しました。
開催日時:8月7日(水)
場所:日本・・・中野坂上(4名)、六本木(8名) エスワティニ・・・マシベケラ高校(20名)
日本からは小学生~高校生、FX社員が参加しました。
活動①遊休文具・関数電卓の寄贈
現地で活動している隊員から関数電卓をはじめ文具が不足しているという情報があり、仲間募集で遊休文具を募集しました。
端数倶楽部からの寄贈も含め、写真のように多くの文具が集まりました。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
文具と関数電卓
関数電卓には日本の国旗と端数倶楽部シールを貼りました。個人的に日本のお菓子も同送(次の写真に掲載)
荷物の発送
2019/6/11(火)EMSで東京都中野区から発送⇒6/12(水)日本国際交換局到着・発送⇒6/13(木)南アフリカ国際交換局到着⇒6/14(金)南アフリカ国際交換局発送⇒6/18(火)南アフリカ私書箱到着
事前の調査によると、長くて1か月以上かかるという情報もありましたが、予想以上に早く到着しました!
現地の電波環境により、3者間でのスカイプは予想以上に困難でした。
画像は見えるが音声が聞こえない、フリーズするなどトラブルが発生してしまい、現地からは何度も切断し接続を試み、双方の参加者は根気よく約2時間待機していました。
結局スカイプは断念し、双方のLINEの動画通話により対話を行いました。
お互いに用意してきた質問をし、コミュニケーションを深めることができました。
予定通りに全く進まず担当としては反省も多いですが、双方の参加者にとっては多様性や世界に対する興味がふくらむ体験となりました。
参加者の感想
- 「小三の息子の小学校も最近はフィリピンやネパールからの児童が転入したり、多様化が進みつつある昨今ですので、勉強のひとつとして参加させてみました。通信状況が残念ではありましたが、地球のはるか遠くの皆さんと短時間ではありますが交流出来たのは、息子にも新鮮な体験だった様です。素晴らしい機会をありがとうございました。
向こうの生徒さんが歌舞伎揚げを食べていて微笑ましかったです。(私は個人的にハッピーターン押しですが...(笑))」 - 「回線を含めて日本は恵まれているなと実感いたしました。また、現地の生徒たちの天真爛漫な姿に始終笑いの会で楽しかったです。
- 会が始まる前まで生徒たちはとても緊張しており、単語の確認や質問内容を何度も各自確認していました。きちんと事前準備をしてきており、この会への各自の思いを肌で感じることができました。また、隊員の話や回答をメモをしている姿は、ただ楽しむためにだけではなく、この会を自分のものにしようとしている姿に感動いたしました。このような会に参加させていただけまして、本当に感謝しております。ぜひ次回を期待しております。」
- 「通信に苦戦したが、試み自体それを上回る価値を持っており、また短時間ではあったがアフリカの様子をライブで感じることができて素晴らしい時間となったようです。