活動報告
【報告】能登半島 地震&豪雨災害に対する支援活動に参加しました(2回実施)
1年半前の元日に発生した能登半島地震の現地復旧支援活動を石川県七尾市で実施しました。
24年度の一般募集は、昨年7月28日、七尾市災害ボランティアセンター閉鎖に伴い、端数倶楽部での現地活動計画の見直しのため実施できませんでした(新たな連携先模索、奥能登の9月豪雨被害による状況変化、越冬等の理由)。
25年度に入り、梅雨入り前に2回実施しましたので、以下にその活動報告を行います。
■実施日:①2025年5月17日(土)~18日(日)、②5月31日(土)~6月1日(日)
■天 候:①17日(曇ときどき雨、最高気温:28.2℃、湿度:93%)
18日(曇ときどき晴、最高気温:21.4℃、湿度:92%)
②31日(曇ときどき雨、最高気温:20.4℃、湿度:89%)
1日(曇ときどき晴、最高気温:20.3℃、湿度:96%)
■参加者:①計9名(三重1名/首都圏8名、男8名/女1名)(FB/FBJ、FBSS/FBMFG各1名、OB1名)
②計8名(四国1名/首都圏7名、男7名/女1名)(FB/FBJ、FFGS1名、OB1名)
■参加者属性
・災害ボラ経験:初めて 67%、3回以上 22%
・端数イベント参加:初めて 33%、3回以上 56%
・年代:30歳代 4名、40歳代 3名、50歳代 7名、60歳以上 3名
■活動場所:石川県七尾市
■参加者の声
今回の現地活動に対する感想
- 事前情報を踏まえ参加し、復興の遅れを実感。被災者の思いを考え、今後も支援を続けたい。
- 学生や夫婦、個人など多様な参加者がおり刺激を受けた。
- 私物の扱いや分別作業は大変だったが、予定作業はほぼ完了。
- 初参加で多くを学び、今後も積極的に関わりたいと感じた。
- 体力不安があったが軽作業で安心して参加できた。
- 能登震災ボランティアを体験し、復興の遅れを肌で感じた。
- 遠方から毎週通うボランティアの存在に励まされた。
被災地を訪れて気づいたこと、感じたこと
- 震災から1年半経っても復興は遅れており、多くの建物が未だに壊れたまま残っている。
- 公費解体後の再建は二重ローンか故郷を離れるしかなく、被災者の負担が大きい。
- メディア報道が減少し関心が薄れているが、現地訪問で復興の遅れや手つかずの被災地を実感した。
- 公的支援の縮小でボランティアも減少し、自治体の現地調整も不十分で被災者のニーズ把握が課題。
- 被災物の多くがゴミとして捨てられていることが惜しまれる。
- 震源から離れた地域でも被害は大きく、人口・資源の一極集中が復興の遅れに影響。
- 今後の大地震に備え、個人の防災意識や助け合いの精神が重要と改めて認識。
- 資本力のある施設は復興が進む一方、手付かずの大型旅館など未復興の場所も多い。
本企画に対するご意見、ご要望
- 今年の活動時期に疑問を持つ人も職場にいた。
- 日本は地震が多いため、防災意識向上に役立つ活動だと感じた。
- 個人での参加は難しいが、有志で集まって行動することが重要で継続が望ましい。
- 以前から行きたかった能登へのきっかけになり、興味ある知人に団体を紹介した。
- 参加者が少ないため会員の関心度は高くないかもしれないが、被災地支援の意義は大きいと考えている。
活動写真
第一便(解体前家屋の家具/生活資材の分別と廃棄/搬出、解体済みブロック塀の廃棄/搬出)
第二便(倉庫内の生活資材の分別と廃棄/搬出、解体前家屋の家具/生活資材の分別と廃棄/搬出)