一部の情報は、2021年3月までの旧社名を含めて当時のまま掲載しています。
 
活動報告

【報告】天神崎と熊野の自然を守ろう!自然保護活動


2025年6月7日~8日にかけて、恒例となりました
和歌山県天神崎と熊野の自然を保護する活動を実施しました。
今年度の参加者は12名その内の11名が初参加の会員です。

天候は晴れ
初日は天神崎の自然を大切にする会いちいがしの会の両団体から
活動報告をしていただきました。

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それぞれの団体により視点が異なり、貴重なお話しを聞くことができました。

そして、いよいよ活動の開始です。
天神崎は田辺湾の北側に突き出た岬で
日和山を中心とする緑豊かな丘陵部と干潮時に顔を出す平らな岩礁で形成されています。

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ここでの主な活動は植林作業です。
同一種類の苗だけではなく
自然林で見られるような複数種類の苗を植え、育てることによって
自然な状態を保てることを目標に植林をします。
予定地の地面が固く、石なども埋まっているため
苗を植える穴を掘る作業が一番、苦労しました。

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気温が上がる中での作業でしたので
休憩をはさみ、熱中症に注意しながら作業を進めました。
1人あたり5本程度の苗を植え、植林作業は終了。

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次に取り組んだのは、
昨年の端数倶楽部の活動で植林した場所の下草刈りです。
一年経つと育って根付いた苗とそうではない苗があり
自然の厳しさを感じました。
その後は生息する植物に関する説明を聞きながら日和山を散策しました。
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2日目 曇りのち雨
本日はイチイガシの会の皆さんと一緒に活動を行います。
集合場所へ向かう途中、心が折れそうなくらいの雨が降り、
一旦、30分間待機して様子をみることとなりました。
30分後、奇跡的に雨がやみ、本日の作業が決定
作業場所へ移動しました。
本日の作業は間伐作業(まき枯らし)です。

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  • まき枯らしは木の皮を40cmほど剥ぎ、水の吸収を止める間伐方法。高湿度の中、参加者は汗だくで作業した。
  • 午後は南方熊楠顕彰館を見学。地元の偉人・熊楠の業績を展示し、自然を守る会のメンバーが詳しく解説。
  • 顕彰館は熊楠の実際の住居を利用し、地元に愛されていることを実感。

全プログラムを、けが人も無く終えることができました。
地元の皆さん、参加者の皆さん
ご協力ありがとうございました。

参加者の声

  • NPOとの長年の良好な関係のおかげで貴重な体験ができ感謝。
  • 楽しみながら学び社会貢献意識を深める良い活動。関連会社や支社の参加拡大を望む。
  • 参加メンバーへ端数倶楽部との関係性を事前に説明できればさらに良かった。
  • 現地の方やOBの森を守る姿勢に感動。短期間の参加でも活動を知る良い機会に。
  • 日常では得られない貴重な経験で非常に勉強になった。
  • 自分では行きにくい場所に行けて楽しく、また参加したい。
  • 楽しく参加でき感謝。慣れない鉈使用で握力がなくなった。
  • 初日の作業は説明不足で、段取りや作業規模の説明があれば良い。
  • メンバー全員の確認がなく、まとまりに欠けた印象。
  • 作業の安全注意点の周知や休憩時間の管理は改善が必要。
  • 2日目の巻枯らし作業は良い経験。林業の安全面や難しさも理解できた。

今回のイベントへの参加を機会に
自然への関心、自然環境保全への関心が高まり
別の機会での実践に繋げていただければ嬉しいです。

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