一部の情報は、2021年3月までの旧社名を含めて当時のまま掲載しています。
 
活動報告

宮城復興ボランティアおよび福島第一原発付近視察 活動報告


■活動内容

11月19日(土) 午前中、富士ゼロックス端数倶楽部が震災後から支援を続けてきたプーさん農場へ。 以前、端数倶楽部が植樹した柚子の苗木の成長を楽しみに現地へ向かいましたが、なんと鹿の被害でほぼ全滅。 今回は鹿の侵入を徹底的に防ぐため、追加の網を柵に張り巡らす作業を行いました。 途中から降り始めた雨が徐々に強まり、残念ながら作業は午前中で終了。

午後、仮設の商店街「希望の鐘商店街」、新設された商業施設「ゆぽっぽ(女川駅)」、「あがいん」、 そして慰霊碑とモニュメントのある「がんばろう石巻へ立ち寄りました。 土盛りで整地が進み、仮設商店街から、新しい商業施設へと人の流れも変わり、 確実に復興が進む一方、以前のような「日常」を取り戻すのは遠い未来のようにも思えます。 そのような状況で被災地の方々懸命に暮らす様子に、継続的な支援が必要!という参加者の声が多く聞こえました。

11月20日(日) 名取市の「ゆりあげ港朝市」で活気ある市場を楽しみ、NPO法人「ゆりあげの記憶」で語り部の講話を伺いました。 その後、福島県へ移動して相馬市のNPO法人「野馬土(のまど)」で原発付近視察ツアーのガイドさんと合流。 主に浪江町周辺、3.11から手つかずの町の様子を見て回りました。 津波に襲われた時間を示す時計が残る請戸小学校。 配られないままの3月13日付の新聞(3/12と3/14付の新聞がいつのまにか撤去されていた...)。 いたるところに山積された除染後の汚染土。 双葉町、大熊町の帰宅困難地区...。 言葉にならない光景を目の当たりにし、個々の立場で考えるべき課題を提示されたような気がします。

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■参加者の声:

『まだ避難しているひともたくさんいて、復興や除染はまだまだ時間がかかるなと感じました』(男性 富士ゼロックス)

『今回参加して定期的に見に来る必要があると感じた。復興の状態がどのように進み、どう変化しているのか見続けたい』(男性 富士ゼロックスアドバンステクノロジー)

『福島は浪江駅周辺や請戸小学校の辺りを見学させて頂き、地震と津波だけじゃない放射能の恐ろしさを改めて考えるいい機会になりました』(女性 富士ゼロックスアドバンステクノロジー)

『人口0人の町を見て、改めて原発事故の怖さを感じた』(男性 富士ゼロックス/OB)

『福島の視察は初めてでしたが、人影のない町を見て異様な感じに驚きました。改めて原発事故の恐ろしさを感じた』(男性 富士ゼロックス)

★端数倶楽部災害タスクは今後も継続的に支援活動を企画していきます。皆様のご参加をお待ちしています。

■参考 プーさん農園 2014の活動 ブログ記事

ゆず第三農園   富士ゼロックスボランティア(11/23)
ゆず第三農園   富士ゼロックスボランティア(11/24)
(2016年6月東北復興支援) いのちの水を福島の子どもたちに! 備蓄品の寄付&配布ボランティア報告

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